いつもひとりの冒険島

ゲームの話やマンガの話や日記などを書いたりします。

サウンドノベル寸評

今日で7月が終わり、明日から8月が始まりますね。夏本番です。ややすれば蝉トラップ(死んでると思って近づくと鳴くやつ)がしめやかにベランダや自転車に設置され、人々を恐怖のどん底に陥れることでしょう。

 

夏といえばホラー。

ホラーと言えばサウンドノベル

 

2回目の記事は今までに私がプレイしたことのあるサウンドノベルゲームを簡単な説明と共にご紹介したいと思います。

 

弟切草』(SFC/1992/チュンソフト

サウンドノベルゲーの原点にして火付け役。ドライブデート中に車が大破し、蛇に襲われ、怪しげな洋館に迷い込むも勝手にうろつき風呂まで入っちゃう主人公達ってアクティブ&ポジティブすぎるよね。

 

かまいたちの夜』(SFC/1994/チュンソフト

チュンソフトサウンドノベルゲーム第二弾。閉鎖空間の中で繰り広げられる物語というスタイルは弟切草と同じだけど、こっちはミステリー色を押し出しゲーム性を高めている。エンディングの数も前作の4倍以上に増えてボリューム満点。

 

『夜光虫』(SFC/1995/アテナ)

舞台は貨物船、そこで起こる殺人事件。と、かまいたちの夜と同じくミステリー仕立てのストーリー。1周がわりと短いのでサクッとプレイするにはオススメ。

 

『ざくろの味』(SFC/1995/イマジニア

雑誌編集部のビルが地震だか地盤沈下だかで地中に埋没して、その時にゾンビ的な何かが発生したりする内容だったと思う。オカルト色、グロ表現多めのホラー系。さほどボリュームはなかったがちょっとゾクゾクしたい夜にはいいかもしれない。

 

学校であった怖い話

ちょっとだけやったけど怖くて序盤しかできなかった。怖い画像が出てきたらいやなのでメーカーとか発売日とかも調べられませんでした。怖い。

 

『街 ~運命の交差点~』(PS/1999/チュンソフト

ザッピングシステムによりサウンドノベルの新たな方向性を打ち出した名作。なんだかんだ選んでない選択肢を選んでストーリー変化を見守るだけだった既存作に比べると、バッドエンドを回避するために結構考えたりやりこんだりと非常にゲームらしくなった。無名時代の窪塚洋介が出演しているのはあまりにも有名。

 

かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』(PS2/2002/チュンソフト

こうやってサウンドノベルゲーを複雑化して新たなミステリー・アドベンチャー的なジャンルとして進化させてきたことに疲れちゃったのかな。いきなり荒唐無稽な展開とこれでもかというグロ描写ホラー要素を混ぜ込んできて、今までに築き上げてきたものをグシャグシャドーンと打ち付けてきた迷作。当時は困惑したけど、最近もう一回やりたいなぁなんて思っています。隠し要素のバグシナリオも一度は見るべし。

 

こうやって見ると、やはりチュンソフトの一人がちジャンルなんだなぁと思う。

最近のノベル系ゲームは選択肢さえないものが多い気がするので、またこういうの流行しないかな~。

 

かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄

かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄

 
かまいたちの夜

かまいたちの夜

 
学校であった怖い話

学校であった怖い話